バイヤーあるある②【社内編】

コラム・調達豆知識

バイヤーあるある【社内編】

〜コスト感覚のギャップにモヤッとする日常〜

調達・購買に携わっていると、社内でも「バイヤー脳」が顔を出します。

数字にシビアだからこそ、他部署の行動にちょっとした違和感やモヤモヤを覚えることも。

今回はそんな“社内編バイヤーあるある”をまとめてみました。

1. 他部署の「高い買い物」に心の中でツッコミ

購買が日々コストダウンの努力をしているのに、

他部署が平気で「割高な備品」や「高級な外注サービス」を選んでいる…。

「その金額ならもっと安く調達できるのに!」と心の声が漏れそうになる瞬間。

2. 営業の「値引き」にイラッとする

こちらは1円単位でコストを削る努力をしているのに、

営業があっさり「特価です!」と値引きをして契約成立。

「いやいや、その値引き、こっちの苦労を知ってからしてほしい…」と

思わず机を叩きたくなることも。

3. 成果の影に埋もれる購買部門

購買が大きなコスト削減を達成しても、

「売上を作った営業がやっぱり目立つ」。

頭では理解していても、正直ちょっと悔しい。

「コスト削減=利益創出なのに!」と伝えたくなる瞬間。

4. 経費の使い方に感じる温度差

購買部門はコンプライアンス重視で接待も一切NG。

お客様とは缶コーヒー1本でやりくりしているのに、

営業や幹部は堂々と接待費を計上…。

「なんだか不公平だよなぁ」と、心の中でそっとため息。

まとめ:どこにいても「バイヤー脳」

購買の仕事をしていると、

「コスト感覚」「コンプラ意識」が当たり前になります。

だからこそ、社内のちょっとした“ゆるさ”が気になってしまうのも自然なこと。

でも、それは裏を返せば――

「会社全体を効率化したい」「もっと良くしたい」

というプロ意識の表れです。

共感できるあるあるはありましたか?

次回はまた別の角度から、バイヤーならではの視点をお届けします

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